Cloud9の環境構築

今回は全員が同じ環境でハンズオンができるようにCloud9を使って行います。

Cloud9のインスタンス作成

AWSのマネジメントコンソールを開き、東京リージョンであることを確認します。 検索バーにcloud9と入力すると、サービス欄にCloud9が表示されるので選択します。

画面からCreate environmentを選択します。

Cloud9の環境構築をしていきます。まずDetailsNameには hans-on と入力します。残りのDescriptionEnvironment typeについてはそのままでよいです。

EC2のインスタンスタイプはt3.smallを選択します。残りのPlatformTimeoutはそのままでよいです。

NetworkについてはConnectionAWS Systems Managerになっていればそのままでよいです。VPC settingsさきほど作成したVPCとSubnetを明示的に選択するようにします。

ここまでの設定が完了したら、画面の下にあるCreateボタンを押してください。

完了すると以下のような画面が表示されます。 Openを押すとCloud9が開くようになります。

クレデンシャル無効化

Cloud9を開いたときに発行される一時認証情報が発行されますが、今回はAmplifyで発行される認証情報を使用するためCloud9側の認証情報の発行を無効化します。

Cloud9ボタンを押し、Preferenceを選択します。

AWS Settingを選択します。

AWS managed temporary credentialsをオフにします

EBSのボリュームを上げる

デフォルトのままではEBSのボリュームが不足してしまう可能性があるので容量をあげます。 現状の容量を確認します。Cloud9のターミナルで以下のコマンドを実行してください。

df -h

EBSのsizeが現状10Gなのを確認したら、32Gに増やすためにEBSの設定を変更します。 Cloud9ボタンを押し、Go To Your Dashboardを選択します。

作成したCloud9環境を選択します。

Manage EC2 instanceを選択します。

EC2インスタンスの一覧画面が表示されるので、Cloud9のインスタンスIDを選択します。

EBSのボリュームを変更する場合はインスタンスを停止している必要があるので、インスタンスの状態からインスタンスを停止します。

確認画面が表示されるので停止ボタンを押します。

停止後に同じ画面でストレージタブを押し、ボリュームIDを選択します。

EBS一覧の中で指定したボリュームIDを選択し、アクションボタンからボリュームの変更を選択します。

サイズを32に変更して変更ボタンを押します。

確認画面が表示されるので変更ボタンを押します。

ボリューム変更したら再度Cloud9に戻ります。 このとき停止したEC2インスタンスの再起動はCloud9を開いたときに自動で起動するので特にしなくても大丈夫です。

Cloud9のターミナルでボリュームのsizeが増えている事が確認できたらEBSの設定は完了です。

df -h

ここまででCloud9の環境構築は完了です。

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